沖縄の草編み玩具で海産の作品が少ないので、“カニ”を登場させたいと考えました。帯をしばったり、挿しこんだりしない作品にします。今はカラーテープで試作の段階ですが、「手遊び 草編み玩具」(第3巻※来春3月発刊予定)にはアダンの葉で作り方を紹介したいと思っています。沖縄の海岸でアダンで草編み玩具づくりで遊ぶ楽しみが増えるといいのですが・・・※第2巻の発刊は少し遅れて来春1月になりそうです。

この“カニ”は気に入っているので、作り方を記録しておきます。

試作のカラーテープのカニをより単純な編み方にしました。材料は1枚のアダンの葉です。数分で作れます。

沖縄の夏の砂泥の海岸で目にすることができるユニークなカニの代表は波打ち際で前に前にと行進している“ミナミコメツキガ二”の集団と、忙しそうに扇を振っているような“シオマネキ”オスの姿を楽しめます。この2種類は形に特徴があるので、作りやすそうです。最初に“シオマネキ”から作ってみましょう。 ※“コメツキガニ”はまだ試作もしていませんが、独特の形をしているので後で作るのが楽しみです。(115日)

【シオマネキ】

  ↑ 大きなはさみを持ったオスのシオマネキです。小さなはさみは食事に使います。右利きや左利きのカニがいます。

01 02

        ↑  4枚の帯をそれぞれ二つ折りにします。             ↑ 4枚の帯をお互いを挟むようにします。

03 04

    ↑ ひきしめます。                      ↑ 全体を45度傾けて置き、6時の方向の帯を12時の方向に折る。

05 06

  ↑ 2時の帯を9時、10時の帯を6時、8時の帯を帯の間を通して3時に引き出す。 ↑ 6時の帯を裏から帯の間を通し1時に。

                                                      そして切る。

07 08

    ↑ 4本の帯をそれぞれ2つに裂く。              ↑ 4時と7時の帯を写真のように片結びする。

09 10

 ↑ 9時と3時の帯を写真のように片結びする。10時と12時の帯を3分のⅠの幅で裂く。 ↑10時と1時の帯を片結びする。

11 12

  ↑ 2つ目の結びをします。                  ↑ 左の結びは細い帯なので、食事をする小さなはさみ脚です。

13 14

  ↑ 右の帯は大きなはさみにします。細く裂いた帯を結んで目にします。   ↑ 目は長めにします。

15 16

    ↑ 4本の歩脚を切り揃えます。               ↑ 大きなはさみは横に曲げ、目は上に立ち上げます。

【ミナミコメツキガニ】

  主要な編み方は2通り浮かんでいますが、足にむかう帯がどうも気に入りません。

やはり、次の4点を意識して作りたいと思っているのですが・・・。

     ①込み入った作り方にならないようにする。 ②ミナミコメツキガニの特徴がわかるものにする。 

     ③制作に時間がかからないものにする。 ④素材(植物の葉)の特徴をいかす。

  つくづく、草編み玩具づくりは “ ジンブン・スーブ ” だと思います。

   川喜田次郎先生の「創造と伝統」を読み返してみましょうか。

     ↑ 「ミナミコメツキガニ」を作る新しい発想がうまれるかも・・・ (^o^)ハッハッハッハ

【ミナミコメツキガニ】

 このカニに対する私の印象は、体高の高さ、ひょうきんな面立ち、前に歩くすんなりした4本の足、目にあります。

一枚のアダンの葉を裂いて3つの帯にして作りました。

アダンの帯は慎重にしごいてから使います。道具にハサミと針を使います。

                 針を使う操作があるので小学生では作るのが困難かも・・・  <(_ _)>ゴメンナサイ

         干潟の浪打ぎわを手前に歩いてくる様子が伝わりますか?

      裏側です。表と裏の写真で作り方が想像できるでしょうか???・?          (16日)

            

広告