5年ほど前に平良さん(沖縄県大宜味村在)から頂いた“キジムナーの歯ブラシ”を作ってみました。

沖縄本島では今がサトウキビの収穫時期で、歯ブラシを作るのに適しているのです。沖縄本島北部のおじいさんが作られたものだと平良さんは話していました。実物を前にして、ネーミング(“キジムナーの歯ブラシ”)が心地よく響く玩具です。沖縄草玩具館で大切に保存しています。

キジムナーとは=沖縄のガジュマル(大木)を住処とする伝承上のかわいい精霊です。

魚が大好物のキジムナー、食後にこの大きな「歯ブラシ」をガジュマルの樹上で愛用していたのでしょうか。イイデスネー

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これだけの数作れば、キジムナーが1年間歯磨きするのに十分すぎる数でしょうね。歯ブラシ作りはサトウキビの収穫時だけの遊びですから、いくつも作りました。次のサトウキビの収穫時にまた新しい“キジムナーの歯ブラシ”を作ります。

素材はサトウキビの穂の下(花茎)部分です。ビロウ(クバ)の葉を裂いてしばりました。

今の季節の遊びです。作り方も簡単ですから、作ってみませんか。

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① サトウキビの花茎を三分の二ほど裂きます。

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② 表の皮は残して、裂いた一方を折ります。

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③ 皮をはぎ取るようにして、1回転させます。

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④ ②③の要領で折り曲げます。

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⑤ ②③の要領で折り曲げていきます。この操作を繰り返し行ってください。

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⑥ 最後まで折り曲げます。

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⑦ 真ん中で折り曲げ、挟みます。

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⑧ 左右が重なるようにします。

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⑨ ヤシの葉などで結びます。この後は、切りそろえて完成です。

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