Category: すすき細工


第6回ワークショップ・手遊び草編み玩具の案内です。

ススキ遊びの2回目は『ススキで作るセーガー』づくりの遊びです。

セーガーとは、古代(?)沖縄本島中南部地域の子どもたちが祭り後のウサンデー(おすそわけ?)用に作っていた皿のようなもので、竹細工のような作品です。

沖縄では一月ごろまで‘キジムナーの歯ブラシ’や‘セーガー編み’が楽しめますが、他府県のススキはすでに乾燥していてこれらを作るのが困難だと思います。

セーガー’の楽しみ方は『手遊び草編み玩具(第3巻)』で紹介してあります。ススキ以外の素材でも楽しんでみてください。

ちなみに、カヤツリグサ科のシュロガヤツリ(俗称:ヤブレガサ)で作ってみました。ムラサキカタバミの花を活けてみました。一期一会の短い時間を楽しむ際にいいかもね。水を張った容器に浸し、野草を活ける花器として活用すると可能性が広がります。ただ、使用後に作品を保存する希望があればススキで作ることです。

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第6回ワークショップ・手遊び草編み玩具の案内

内容:ススキでセーガー編みを楽しみます

日時:12月12日(土) 13:00~15:00

場所:沖縄草玩具館(沖縄県読谷村字比謝矼78番地)

先着10名以内 ※参加費はありませんが、参加者はススキ10本持参

連絡・申し込み先:新崎宏(沖縄草玩具館)℡.09097881831

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12月12日(土)の「第6回ワークショップ・手遊び草編み玩具」

11月24日で参加募集を締め切りました。楽しい一日が予感されます。(感謝

次回は、1月に平成28年度「第1回ワークショップ・手遊び草編み玩具」を予定します。素材はサトウキビにしたいと考えています。

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 《キジムナーの歯ブラシ》

他府県では、紅葉やススキの穂が風にふかれていい季節が過ぎようとしていますね。ススキ細工の適期も過ぎていきますね。

沖縄では10月末ごろからススキの穂が賑やかに見られるようになります。(※10月8日現在、ススキのふくらみも少ないですね。)※追記(10月15日現在:ススキの穂が目立つようになりました。)006

1年で一番心待ちにしているススキの穂が手招きする季節は、ススキ細工を楽しみましょう。ワークショップを2回シリーズで計画します。

第1回はススキの穂1本で作る‘キジムナーの歯ブラシ’です。これは沖縄本島北部の大宜味村の『大保誌』にイラスト入りで紹介されていた「キジムナーの歯ブラシ」です。童心いっぱいの‘崎山さん’との出会いが夢のようで、今でも感動がうすれません。

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上が‘キジムナーの歯ブラシ’、下が‘セーガー’の2タイプ

第6回のワークショップ手遊び草編み玩具の予定は、沖縄本島中南部でかつて見られた‘セーガー’とか‘デームヤー’と呼ばれたススキの穂軸を裂いてつくる‘皿(さら)’です。詳しくは、次回に紹介します。

※追記2(10月21日現在:暖かい沖縄。やっとススキの穂が一気に開き始めました。

これから1月までが待ちに待ったススキ細工を楽しめる時期になりました。(^o^)

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第5回ワークショップ手遊び草編み玩具

《ススキで遊ぶ その1.(キジムナーの歯ブラシ)》 

※沖縄草玩具館が行うワークショップの名称を今回から

手遊び草編み玩具 ※(てあそびくさあみがんぐ)」に統一します。

 

★日時:20015年11月7日(土曜日)10:00~11:30

★場所:沖縄草玩具館(沖縄県読谷村比謝矼78番地) ※このブログ最上段に貼り付けてあるアクセス地図をクリックして確認してください。

★募集人数:先着6名以内(成人の方をお待ちします)。

★参加費はいただきません。ご自分の使用するススキをご持参ください(1~5本)。楽しい時間を共有したいですね。

★連絡先:沖縄草玩具館(新崎宏あらさき)℡090-9788-1831

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「第5回ワークショップ手遊び草編み玩具」参加者募集締め切りです

ススキの開花が急に盛期になったせいでしょうか?。参加希望の方々に感謝します。

「第6回ワークショップ手遊び草編み玩具」も近々提案しますので是非その時に楽しい時間を共有させてください。感謝しながら、11月7日のワークショップの日をお待ちします。

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古堅さん、セーガー作りの楽しさに夢中のようですね。

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拾い集めた実(ドングリ・ジュズダマ)を盛り付けて、ママゴトを始めましょう。

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かつての沖縄(一部地域?)の子どもの生活で、行事の中で集落への帰属意識(?)育成にも関わったとも思えるススキを使った道具(皿)がセーガーです。これまでの沖縄民俗調査からも取り上げられなかった掘り出し物ですよ。古堅さんが沖縄草玩具館に来館された時にも話したように、奇数(3角形、5角形、7角形、9角形)は容易に作れますが6角形(偶数の形)は少し難しいですね。でも、挑戦したいのですね。

『手遊び 草編み玩具(第3巻)』では少し複雑な6角形、8角形、10角形の完成作品は写真での紹介だけでしたから、6角形の作り方をこのブログで紹介したいと思います。写真の説明ではわかりにくいと思います、無理せずに来館してください。一緒に作って楽しみましょう。古堅さん、次回はゆとりを持って来館してください(適したススキがあればいいのですが・・・)。

《作り方》

裂いたススキを4本使います。(ススキが長いほど大きなセーガーができます。継ぎ足すことでさらに大きなセーガーが作れます。)

※ススキが太い時は、1本のススキを4つに裂いて使います。細いススキの時は2本を各々半分に裂き4本にして編み始めます。

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○○●●○○●●(同じ要領で編み続けます)○○●●○○●●

 

073穂先が長く伸びたものを選びます。(草編みは材料選びが大切です

沖縄でのススキ細工の遊びは今が最適です。

※サトウキビの花も咲いていますが、わけてもらえるのは1月下旬からです。

11月下旬から12月はススキの穂が伸びきって、最上部の稈でセーガーが容易に作れます。

いろいろなセーガー作りで指先の動きがどうにも止まらない状態です。

 

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※ススキ細工のセーガー編み〔6角形や10角形の籠編み(写真上の作品)〕は難しいので『手遊び草編み玩具(第3巻)』でも作り方を紹介していません。どうしても偶数の籠(6角形)を作りたい方は「沖縄草玩具館」に遊びにきてください。ただし、三角・5角&7角の籠が編めることが前提ですが・・・。※セーガーの3画形・5角型の作り方は『手遊び 草編み玩具(第3巻)』で詳しく紹介してあります。How to make of .5 angles of 3 images form type of  SE-GA-(セーガー) is introduced 『手遊び 草編み玩具(第3巻)』(”a toy grass knitting toy” (Vol. 3)).

みんな、お手伝いしてよ

近くできれいなお花も摘んできて

お皿(セーガー)の並べ方、それでいいの

今日はドングリのおやつにしましょうね”・・・

「ママゴト」はごっこ遊びとして、日本の代表的な子ども文化です。

野外の散策、可憐な野草との触れ合い、日々新なり、感謝!・・・

あー、楽しい。風がある日は部屋の中に“ゴー”。

 

5年ほど前に平良さん(沖縄県大宜味村在)から頂いた“キジムナーの歯ブラシ”を作ってみました。

沖縄本島では今がサトウキビの収穫時期で、歯ブラシを作るのに適しているのです。沖縄本島北部のおじいさんが作られたものだと平良さんは話していました。実物を前にして、ネーミング(“キジムナーの歯ブラシ”)が心地よく響く玩具です。沖縄草玩具館で大切に保存しています。

キジムナーとは=沖縄のガジュマル(大木)を住処とする伝承上のかわいい精霊です。

魚が大好物のキジムナー、食後にこの大きな「歯ブラシ」をガジュマルの樹上で愛用していたのでしょうか。イイデスネー

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これだけの数作れば、キジムナーが1年間歯磨きするのに十分すぎる数でしょうね。歯ブラシ作りはサトウキビの収穫時だけの遊びですから、いくつも作りました。次のサトウキビの収穫時にまた新しい“キジムナーの歯ブラシ”を作ります。

素材はサトウキビの穂の下(花茎)部分です。ビロウ(クバ)の葉を裂いてしばりました。

今の季節の遊びです。作り方も簡単ですから、作ってみませんか。

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① サトウキビの花茎を三分の二ほど裂きます。

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② 表の皮は残して、裂いた一方を折ります。

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③ 皮をはぎ取るようにして、1回転させます。

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④ ②③の要領で折り曲げます。

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⑤ ②③の要領で折り曲げていきます。この操作を繰り返し行ってください。

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⑥ 最後まで折り曲げます。

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⑦ 真ん中で折り曲げ、挟みます。

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⑧ 左右が重なるようにします。

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⑨ ヤシの葉などで結びます。この後は、切りそろえて完成です。

星の形の“セーガー編み”を作っている最中に遊んでしまいました。最後まで作り終わらない前に、辛抱できずにすぐ遊びたがるところはまだまだ子供の私ですね。オヒシバのような柔らかい花茎でいくつかの座布団を編んで並べるとだれがどこに座るかも説明が必要になるかもしれません。それから・・・  とっても、楽しいですよ。

この草編み玩具の素材について今日、新たな情報が入手できました。これまで考えていた沖縄本島の狭い地域にかぎって見られる限定された遊びではないようです。男児・女児ともこの玩具で遊んだ方々は今でも楽しそうにお話ししていただけます。子どもなりに精いっぱいの技を出して作った草編み玩具だから、今でもすぐに思い出されるのでしょう。“ごっこ遊び”が風土とともにお互いを結び付けているようです。やはり、「セーガー編み」は沖縄で育った子どもたちらしい素敵な遊びだったのだと再認識しました。

出版予定の「手遊び 草編み玩具(第3巻)」で整理して紹介します。

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草編みの“ヘビの玩具”も遊び心で仲間に入ってもらいました。

※2匹の蛇は腹(腹板)のつくりが異なります。

※追記

沖縄で季節を問わず、「セーガー編み」が楽しめる素材を見つけました。(沖縄島)在来種のヤシ科植物です。植物に負担をかけない扱いで楽しめるのです。(自然破壊にならないということです)1月25日

子どもの遊びの中には地域や大人の生活が反映されたものがあります。沖縄の“セーガー編み”はそれが表れた草編み玩具の1つです。“セーガー編み”を使って、幼い頃に実際に遊んだ経験者とやっと出会うことができました。

かつて竹細工が盛んだったこの地域で育った方に、「セーガー編み」で子どもの頃に楽しく遊んだ“草編み玩具(サラグヮー)”を作ってもらい、ずっと埋もれていた「沖縄の子ども遊び」に触れた喜びで今日は大いに興奮しています。

麦わら細工では表現しにくい“子ども遊びの道具”としてのこの玩具は、中学生になる頃には作らなくなる子ども遊びの逸品です。子どもの民俗・子ども文化から見てもワクワクする大発見だと思いますよ。当時の子どもたちが高齢化する中で闇に消える寸前の草編み玩具だったと思います。沖縄でもこれまで気づかれることなくやがて忘れ去られようとしていた“遊びに使える本物の草編み玩具”の1つです。この草編み玩具でもっとも驚いたのはこの玩具に使用されている素材です。竹細工の産地だった地域の子どもが大人のしぐさを尊敬のまなざしで眺める中から、自然素材を巧みに扱い時間を忘れて遊びに夢中になっっていたことがしのばれます。大人が鎌でパキパキ・パッチンと竹を裂くかのように素材を割っていき、作るのです。子どもたちが使う素材は竹ではないのです。玩具づくりで使うのは季節によって身近にあった素材と、第3の脳といわれる指先が作るのですが、現在の60代後半から90代の昔子どもの手には「肥後守(ひごのかみ)」が当然のごとくありましたから、この両刃のナイフが存在感を高めていたのかもしれませんね。

もちろん「手遊び 草編み玩具(第3巻)」でその制作過程を含めた民俗的話題を紹介させていただきます。ばんざーい。<H25.1.12>

子どもの頃にこのような草編み玩具を使った遊びが日常的に当然のごとくに遊んだ話をお聞かせいただきました。 “どこでも作っていたんじゃないの” “こんなものを調べてどうするの、あんたも面白い人だね”等と言いながら瞬く間に完成です。“でも、自分たちはセーガーとはいわなかったよ・・・” “いいよ、これもっていきなさい”。等々、会話の端々から地域で竹細工が盛んだった懐かしいあの頃の子どもの遊びを語ってくれました。手づくりの草編み玩具を遊びで楽しんでいた探し求めていた方にやっとお会いすることができたのです。帰りの車内で一人、鼻歌を歌っていました。そして、帰宅後は妻に今日の出会いを口早に話しました。

満ち溢れる喜びに包まれた一日でした。ありがとうございました。感謝!感謝!感謝!<H25.1.13>

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↑イグサで真似て作ってみました(沖縄草玩具館) ↑作ってもらった玩具(サラグヮ-)です。

子どもの遊びには季節ごとの素材選びが重要だと実感します。イグサや藁で作ると、形は作れても目的とする用途に適しません。玩具は子供にとってちゃんと使い道があるものなのですね。

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↑トゥスイワラビが玩具に野草を盛り付けて遊んでみました。

※<トゥスイワラビ=沖縄口(ウチナーグチ)で“童心に還った老人”の意味です>

イグサや藁で作ったのでは子どもにこんな遊びはできませんね。

※素材はなんでしょうね。「セーガー編み」は素材がユニークであることと、幼い頃にこの草編みを使って遊んだ現地の方々が現在でもご健在で、お話が聞けることです。沖縄の優しい風が心地よいですね。

沖縄の「セーガー編み」に挑戦しています。

今では沖縄の方でも、この編み方を知っている人がいないと思いますが、以前は小学生でもススキで作っていたようです。

他県でみられる麦わら細工(蛍かごやガラガラ等)と同様な編み方になっていますが、祀りの後の容器として使われていたものです。

情報があれば教えてください。